1834年(1834 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、水曜日から始まる平年。
他の紀年法
カレンダー
できごと
- 1月1日 - プロイセン王国を中心にドイツ関税同盟が発足。オーストリアを除くドイツの経済的統一が進み、後の政治的統一の基礎となる[1]。
- 2月14日(天保5年1月1日) - 石狩地方で石狩地震(M6.5以上)が発生。札幌直下型地震と推定される。
- 3月16日(天保5年2月7日) - 江戸で甲午火事(外神田佐久間町からの出火)が発生。死者約4,000人を出す大火となる。
- 4月 - イギリスでイギリス東インド会社の中国貿易独占権が廃止(前年の法改正に基づく実施)。自由貿易商人が流入し、アヘン戦争への道を開く[2]。
- 5月16日(天保5年4月8日) - 富士山で大規模な雪代災害(土石流)が発生。山麓一帯に甚大な被害を出す[3]。
- 7月16日 - イギリスで第一次メルバーン子爵内閣(ホイッグ党政権)が成立。
- 7月22日 - フランスがアルジェリアを正式に併合し、軍政を敷く(北アフリカ割譲・植民地化の端緒)[4]。
- 8月14日 - イギリスで新救貧法が制定。院外救済を原則廃止し、最下層の労働者より低い待遇とすることで工場労働力を確保(産業革命期の資本家の要求を反映)[5]。
- 11月14日 - イギリスでメルバーン首相が罷免(国王ウィリアム4世による)され、暫定の第二次ウェリントン公爵内閣(保守党政権)が成立。
- 12月10日 - イギリスで第一次ピール内閣(保守党政権)が成立(トーリー党が「保守党」に改称、 - 1835年)。
- 月日不詳 - コンバイン収穫機が製作される[6]。
誕生
→「Category:1834年生」も参照
- 1月1日(天保4年11月22日) - 東久世通禧[7]、公卿、政治家(+ 1912年)
- 1月2日 - ヴァシリー・ペロフ[8]、ロシアの画家(+ 1882年)
- 1月3日(天保4年11月24日) - 依田學海[9]、漢学者、演劇評論家(+ 1909年)
- 1月7日 - ヨハン・フィリップ・ライス[10]、ドイツの発明家(+ 1874年)
- 1月10日 - ジョン・アクトン[11]、イギリスの歴史家(+ 1902年)
- 1月14日(道光13年12月5日) - 崔益鉉[12]、李氏朝鮮末期の儒者、反日義兵運動の指導者(+ 1907年)
- 1月17日 - アウグスト・ヴァイスマン[13]、ドイツの動物学者(+ 1914年)
- 2月7日(天保4年12月29日) - 広沢真臣[14]、長州藩士、政治家(+ 1871年)
- 2月8日 - ドミトリ・メンデレーエフ[15]、ロシアの化学者、元素の周期律の発見者(+ 1907年)
- 2月13日 - ハインリッヒ・カロ[16]、ドイツの有機化学者、技術者(+ 1910年)
- 2月16日 - エルンスト・ヘッケル[17]、ドイツの動物学者、生態学者(+ 1919年)
- 3月2日 - レフ・イワノフ[18]、ロシアの舞踊家、振付師(+ 1901年)
- 3月17日 - ゴットリープ・ダイムラー[19]、ドイツの機械技術者(+ 1900年)
- 3月17日(天保5年2月8日) - 巖谷一六[20]、書家、官僚(+ 1905年)
- 3月18日(天保5年2月9日) - 江藤新平[21]、佐賀藩士、初代司法卿。のち佐賀の乱を起こす(+ 1874年)
- 3月24日 - ウィリアム・モリス[22]、イギリスのデザイナー、詩人、社会思想家。アーツ・アンド・クラフツ運動を主導(+ 1896年)
- 3月25日(天保5年2月16日) - 佐野経彦[23]、神道家(+ 1906年)
- 4月2日 - フレデリク・バルトルディ[24]、フランスの彫刻家、自由の女神像の制作者(+ 1904年)
- 4月19日(天保5年3月11日) - 橋本左内[25]、福井藩士、志士。安政の大獄で刑死(+ 1859年)
- 4月28日(天保5年3月20日) - 前原一誠[26]、長州藩士。のち萩の乱を起こす(+ 1876年)
- 4月30日 - ジョン・ラボック[27][28]、イギリスの銀行家、政治家、生物学者、考古学者(+ 1913年)
- 6月5日(天保5年4月28日) - 本居豊穎[29]、国学者、歌人(+ 1913年)
- 6月17日(天保5年5月11日) - 川路利良[30]、薩摩藩士、初代大警視。日本警察制度の創設者(+ 1879年)
- 6月29日(天保5年5月23日) - 奈良原繁[31]、薩摩藩士、官僚、沖縄県知事(+ 1918年)
- 7月2日(天保5年5月26日) - 稲葉正邦[32]、老中、山城国淀藩第12代藩主(+ 1898年)
- 7月4日 - クリストファー・ドレッサー[33]、イギリスのデザイナー、著述家(+ 1904年)
- 7月9日 - ヤン・ネルダ[34]、チェコの詩人、ジャーナリスト(+ 1891年)
- 7月10日 - ジェームズ・マクニール・ホイッスラー[35]、アメリカ合衆国の画家(+ 1903年)
- 7月10日(天保5年6月4日) - 澤太郎左衛門[36]、幕臣、海軍兵学校副総理(+ 1898年)
- 7月19日 - エドガー・ドガ[37]、フランスの印象派画家(+ 1917年)
- 8月4日 - ジョン・ベン[38]、イギリスの論理学者、ベン図の考案者(+ 1923年)
- 8月5日 - エヴァルト・ヘリング[39][40]、ドイツの生理学者(+ 1918年)
- 8月22日 - サミュエル・ラングレー[41]、アメリカの天文学者、航空パイオニア(+ 1906年)
- 8月31日 - アミルカレ・ポンキエッリ[42][43]、イタリアの作曲家(+ 1886年)
- 9月15日 - ハインリヒ・フォン・トライチュケ[44]、ドイツの歴史家、政治評論家(+ 1896年)
- 9月16日(天保5年8月14日) - 田代栄助[45]、秩父事件における困民党の総理(+ 1885年)
- 9月28日 - シャルル・ラムルー[46]、フランスの指揮者(+ 1899年)
- 10月10日 - アレクシス・キヴィ[47][48]、フィンランドの劇作家、小説家(+ 1872年)
- 11月5日(天保5年10月5日) - 近藤勇[49]、幕臣、新選組局長(+ 1868年)
- 11月15日(天保5年10月15日) - 宇都宮三郎[50]、化学技術者(+ 1902年)
- 12月16日 - レオン・ワルラス[51]、フランスの経済学者。ローザンヌ学派の創始者(+ 1910年)
- 12月18日 - ヘルマン・ロエスレル[52][53]、ドイツの法学者。大日本帝国憲法起草を助ける(+ 1894年)
- 12月25日(天保5年11月25日) - 河上彦斎[54]、尊王攘夷派の志士(+ 1872年)
- 月日不詳
死去
→「Category:1834年没」も参照
- 2月12日 - フリードリヒ・シュライアマハー[58]、ドイツの神学者、哲学者(* 1768年)
- 2月26日 - アロイス・ゼネフェルダー[59][60]、ドイツのリトグラフ(石版印刷)の発明者(* 1771年)
- 5月3日 - アレクセイ・アラクチェーエフ[61]、ロシアの軍人、政治家(* 1769年)
- 5月20日 - ラファイエット[62]、フランスの軍人、政治家。「両世界の英雄」と称される(* 1757年)
- 7月25日 - サミュエル・テイラー・コールリッジ[63][64]、イギリスのロマン派詩人、批評家(* 1772年)
- 8月7日 - ジョゼフ・マリー・ジャカール[65]、フランスのジャカード織機の発明者(* 1752年)
- 8月27日(天保5年7月23日) - 頼杏坪[66]、儒学者(* 1756年)
- 9月2日 - トーマス・テルフォード[67]、スコットランドの土木技師(* 1757年)
- 9月24日 - ペドロ1世[68]、初代ブラジル皇帝(* 1798年)
- 10月8日 - フランソワ=アドリアン・ボイエルデュー[69][70]、フランスの作曲家(* 1775年)
- 10月15日(天保5年9月13日) - 大石千引[71]、国学者、歌人(* 1770年)
- 10月23日 - ファトフ・アリー・シャー[72]、イランのカージャール朝第2代シャー(* 1772年?)
- 12月23日 - トマス・ロバート・マルサス[73]、イギリスの古典派経済学者。『人口論』著者(* 1766年)
- 12月27日 - チャールズ・ラム[74]、イギリスの作家、エッセイスト(* 1775年)
- 日付不詳 - 王引之[75]、清の考証学者(* 1766年)
出典
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『ドイツ関税同盟』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『イギリス東インド会社』 - コトバンク
- ↑ “富士山の大規模雪代災害(天保5年4月8日)”. Yahoo!天気・災害. 2026年6月14日閲覧。
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『アルジェリア問題』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『救貧法』 - コトバンク
- ↑ チャロナー 2011, p. 302「コンバイン収穫機 ムーアが、穀物生産のスピードをアップする。」
- ↑ 『東久世通禧』 - コトバンク
- ↑ 『ペローフ』 - コトバンク
- ↑ 『依田学海』 - コトバンク
- ↑ 『ライス』 - コトバンク
- ↑ 『アクトン』 - コトバンク
- ↑ 『崔益鉉』 - コトバンク
- ↑ 『ワイスマン』 - コトバンク
- ↑ 『広沢真臣』 - コトバンク
- ↑ 『メンデレーエフ』 - コトバンク
- ↑ 『カロ』 - コトバンク
- ↑ 『ヘッケル』 - コトバンク
- ↑ 『イワノーフ』 - コトバンク
- ↑ 『ダイムラー』 - コトバンク
- ↑ 『巌谷一六』 - コトバンク
- ↑ 『江藤新平』 - コトバンク
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- ↑ Frederic-Auguste-Bartholdi - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『橋本左内』 - コトバンク
- ↑ 『前原一誠』 - コトバンク
- ↑ 『ロード・エーブリー』 - コトバンク
- ↑ John-Lubbock-1st-Baron-Avebury - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『本居豊穎』 - コトバンク
- ↑ 『川路利良』 - コトバンク
- ↑ 『奈良原繁』 - コトバンク
- ↑ 『稲葉正邦』 - コトバンク
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- ↑ John-Venn - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ヘーリング』 - コトバンク
- ↑ 『ヘリング』 - コトバンク
- ↑ Samuel-Pierpont-Langley - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ポンキエッリ』 - コトバンク
- ↑ 『ポンキエリ』 - コトバンク
- ↑ 『トライチュケ』 - コトバンク
- ↑ 『田代栄助』 - コトバンク
- ↑ 『ラムルー』 - コトバンク
- ↑ 『キビィ』 - コトバンク
- ↑ 『キビ』 - コトバンク
- ↑ 『近藤勇』 - コトバンク
- ↑ 『宇都宮三郎』 - コトバンク
- ↑ 『ワルラス』 - コトバンク
- ↑ 『ロエスレル』 - コトバンク
- ↑ 『レースラー』 - コトバンク
- ↑ 『河上彦斎』 - コトバンク
- ↑ 『カラベロフ』 - コトバンク
- ↑ 『カラベーロフ』 - コトバンク
- ↑ 『本間精一郎』 - コトバンク
- ↑ 『シュライエルマッハー』 - コトバンク
- ↑ 『ゼネフェルダー』 - コトバンク
- ↑ 『ゼーネフェルダー』 - コトバンク
- ↑ 『アラクチェーエフ』 - コトバンク
- ↑ 『ラファイエット』 - コトバンク
- ↑ 『コールリッジ』 - コトバンク
- ↑ 『コールリジ』 - コトバンク
- ↑ 『ジャカール』 - コトバンク
- ↑ 『頼杏坪』 - コトバンク
- ↑ 『テルフォード』 - コトバンク
- ↑ Pedro-I - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ボアエルデュー』 - コトバンク
- ↑ 『ボイエルデュー』 - コトバンク
- ↑ 『大石千引』 - コトバンク
- ↑ 『ファトフ・アリー・シャー』 - コトバンク
- ↑ 『マルサス』 - コトバンク
- ↑ 『ラム』 - コトバンク
- ↑ 『王引之』 - コトバンク
参考文献
- ジャック・チャロナー(編集)、2011、『人類の歴史を変えた発明 1001』、ゆまに書房 ISBN 978-4-8433-3467-6