都大路ステークス(みやこおおじステークス)は日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬リステッド競走[1]。都大路の由来は京都市内を縦横に走る通りの総称で、都の大通り、都の幅広い主要な道路のことである。京都市は碁盤の目状に区別された平安京を基に発達した町で、現在でも三条通、四条通といった当時を偲ばせる呼び名の通りが残っている。

概要

1991年に京都競馬場ダート1800mの5歳(現4歳)以上1500万下(現3勝クラス)の特別競走として創設された。翌1992年から3年間は施行されなかったが、1995年に芝外回り1600mの4歳(現3歳)以上1500万下の特別競走として施行されている。1996年は再び施行されず、1997年からは5歳(現4歳)以上オープンクラスの特別競走に定着し、2000年から2004年までは地方所属馬が1着になった場合に限り安田記念の優先出走権が与えられていた。

2007年には国際競走に指定され、2010年からは芝外回り1800mでの開催となっている。

2019年にリステッド競走に指定され、2021年・2022年は京都競馬場整備工事のため中京競馬場芝2000mで開催されている。

2025年時点での本賞金は1着2800万円、2着1100万円、3着700万円、4着420万円、5着280万円となっている[2]

歴史

  • 1991年 - 京都競馬場ダート1800mの5歳(現4歳)以上1500万下(現3勝クラス)別定の特別競走として創設。
  • 1992年1994年 - 開催休止。
  • 1995年 - 施行距離を芝外回り1600mに、出走条件を4歳(現3歳)以上に変更。
  • 1996年 - 開催休止。
  • 1997年
    • 出走条件を5歳(現4歳)以上に戻す。
    • オープン特別に昇格。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更。
  • 2005年 - ハンデ戦に変更。
  • 2007年 - 国際競走に指定。
  • 2010年 - 負担重量を別定に、施行距離を芝外回り1800mに変更。
  • 2019年 - リステッド競走に指定。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症の影響により、観客を入れない「無観客競馬」で施行。
  • 2021年 - 京都競馬場リニューアル工事に伴う開催日程の変更により中京競馬場芝2000mで施行(2022年も同様)。
  • 2025年 - ハンデ戦に再び変更。

歴代優勝馬

1991年はダートコース、1995年以降は芝コースで開催。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1991年4月7日京都1800m1500万下コウエイダッシュ牡51:48.5内田浩一二分久男西岡静男
1995年9月16日京都1600m1500万下テイエムジャンボ牡41:33.4河内洋布施正竹園正繼
1997年5月4日京都1600mオープンナムラホームズ牡41:34.8上村洋行野村彰彦奈村信重
1998年5月10日京都1600mオープンテイエムトップダン牡41:34.8和田竜二岩元市三竹園正繼
1999年5月9日京都1600mオープンレガシーハンター牡41:33.2河内洋沖芳夫齊藤四方司
2000年5月7日京都1600mオープンエイシンルバーン牡41:33.5秋山真一郎坂口正則平井豊光
2001年5月13日京都1600mオープンビハインドザマスク牝51:32.1松永幹夫北橋修二(有)サンデーレーシング
2002年5月4日京都1600mオープンパープルエビス牡51:33.7石橋守境直行中野銀十
2003年5月11日京都1600mオープントレジャー牡51:35.8K.デザーモ藤沢和雄市川義美
2004年5月9日京都1600mオープンチアズメッセージ牝41:34.3幸英明領家政蔵北村キヨ子
2005年5月8日京都1600mオープンケイアイガード牡41:34.3熊沢重文古川平亀田守弘
2006年5月7日京都1600mオープンロードマジェスティ牡41:35.5上村洋行山内研二(株)ロードホースクラブ
2007年5月6日京都1600mオープンスーパーホーネット牡41:36.4藤岡佑介矢作芳人森本悳男
2008年5月11日京都1600mオープンフサイチアウステル牡61:35.1赤木高太郎池江泰寿関口房朗
2009年5月10日京都1600mオープンライブコンサートセ51:33.0和田竜二白井寿昭グリーンフィールズ(株)
2010年5月9日京都1800mオープンシルポート牡51:44.8酒井学西園正都後藤繁樹
2011年5月8日京都1800mオープンネオヴァンドーム牡41:44.8浜中俊藤原英昭小林仁幸
2012年5月12日京都1800mオープンネオヴァンドーム牡51:44.9浜中俊藤原英昭小林仁幸
2013年5月11日京都1800mオープンリルダヴァル牡61:47.5C.ウィリアムズ池江泰寿(有)サンデーレーシング
2014年5月17日京都1800mオープングランデッツァ牡51:43.9秋山真一郎平田修(有)社台レースホース
2015年5月16日京都1800mオープンエイシンヒカリ牡41:45.7武豊坂口正則(株)栄進堂
2016年5月14日京都1800mオープンナムラアン牝41:46.0池添謙一福島信晴奈村睦弘
2017年5月13日京都1800mオープンダノンメジャー牡51:49.0小牧太橋口慎介(株)ダノックス
2018年5月12日京都1800mオープンサンマルティンセ61:44.6池添謙一国枝栄(有)キャロットファーム
2019年5月11日京都1800mオープンソーグリッタリング牡51:44.6川田将雅池江泰寿(有)社台レースホース
2020年5月16日京都1800mオープンベステンダンク牡81:48.2藤岡佑介安達昭夫市川義美ホールディングス(株)
2021年5月15日中京2000mオープンマウントゴールド牡81:59.5岩田望来池江泰寿青芝商事(株)
2022年5月14日中京2000mオープンシフルマン牡62:00.5吉田隼人中尾秀正(株)G1レーシング
2023年5月13日京都1800mオープンエアファンディタ牡61:45.9武豊池添学(株)ラッキーフィールド
2024年5月11日京都1800mオープンセオ牡41:44.8岩田望来上村洋行吉田千津
2025年5月25日京都1800mオープンセキトバイースト牝41:45.2浜中俊四位洋文TNレーシング
2026年5月24日 京都 1800m オープン ガイアメンテ 牡5 R1:43.4 団野大成 須貝尚介 (有)サンデーレーシング

脚注・出典

  1. 2025年度リステッド競走一覧”. 2025年9月4日閲覧。
  2. 2025年第2回京都競馬番組(第7~12日)”. 2025年9月3日閲覧。

各競走の出典