一般財団法人 国際空手道連盟 極真会館(こくさいからてどうれんめい きょくしんかいかん、: International Karate Organization Kyokushinkaikan, I.K.O. KYOKUSHINKAIKAN)は、日本に本部を置く空手道団体総裁大山倍達館長松井章奎

極真会館(旧)の分裂騒動後、後継を主張する国内外最大の極真空手団体となっている。他称として、極真会館 松井派(きょくしんかいかん まついは、Kyokushin Matsui Group)が使用される場合がある。

歴史

極真空手の創始者・大山倍達亡き後、開催している大会については、大会名称、開催回数、入賞者も国際空手道連盟 極真会館の記録を引き継いでいる[1]。松井章圭は正統な極真会館を引き継いでいる根拠として、「団体名称を一字一句変えずに活動している事、東京・池袋に総本部を置いている事、そして恒例行事等を積み重ねて継続している」と主張している[2]

2015年4月、これまで交流がなかった全日本空手道連盟と、空手のオリンピック種目入りを目指し、友好団体を結成する旨が発表された[3]。同年9月25日、空手の社会的地位向上とオリンピック種目化に向けてと題し、フルコンタクト空手6団体と友好団体となる[4]

2016年4月、同年6月に開催される全日本ウェイト制大会から組手ルールを大幅に改定することを発表した[5]。同年5月21日、昨年より友好団体となった全日本空手道連盟から講師を招聘し、講習会が本部直轄代官山道場にて実施される[6]

2017年4月、2015年に友好団体化が実現した全日本空手道連盟の強化選手選考会に当会館所属(当時)の高橋佑汰と上田幹雄が初めて出場した。今後は2020年東京オリンピック出場を目指すべく、オブザーバーとして全空連の強化合宿に参加することが決まった[7]

2018年6月、全空連の空手競技に近いルール(IKO(国際空手道連盟)セミコンタクトルール[注釈 1])での大会を大阪府立体育会館にて開催[8]

団体役員

  • 代表者/館長・松井章圭
  • 最高顧問/国際委員会委員長・郷田勇三
  • 国際委員会委員・磯部清次
  • 国際委員会委員・五来克仁
  • 国際委員会委員・ケニー・ウーテンボガード

友好団体

開催大会

I.K.O.フルコンタクトルール
各階級別優勝者(男子)
軽量級中量級軽重量級重量級
11997年ピーター・サヴィッキー木山仁高久昌義フランシスコ・フィリォ
22001年田ヶ原正文エミル・コストフ木山仁数見肇
32005年ルシアン・ゴゴネル アンドリュース・ナカハラ田中健太郎エヴェルトン・テイシェイラ
42009年鈴木雄三森善十朗田中健太郎ミハイル・コズロフ
52013年小沼隆一森善十朗アレハンドロ・ナヴァロ荒田昇毅
62017年与座優貴大澤佳心アンドレイ・ルジン鎌田翔平
7 2025年 小林健人 大秦稜司 ラシャド・グセイノフ コンスタンティン・コバレンコ
  • 国際親善空手道選手権大会
  • 極真祭
I.K.O.セミコンタクトルール
  • 全国交流大会
各階級別歴代優勝者(男子)
軽量級(-70kg)中量級(-80kg)重量級(+80kg)
12018年奥寺勇輝中島千博マリオス・ステファノウ
22019年因徹也兼久啓太朗コンスタンティン・コバレンコ
32021年助田空兼久啓太朗井上絵夢

主な選手(男子・女子)一覧

  • 荒田昇毅 - 千葉中央支部
  • 西村界人 - 東京城北支部
  • 清水祐貴 - 東京城北支部
  • 加賀健弘 - 東京城西支部
  • 山川竜馬 - 東京城北支部
  • 佐藤七海 - 東京城西国分寺支部
  • 鵜沢菜南 - 千葉下総支部
  • 遠藤ひとみ - 神奈川横浜北支部
  • 山﨑乙乃 - 東京城西世田谷東支部
  • 本村愛花 - 東京城東支部

関連項目

  • 長嶋一茂 - 元プロ野球選手、タレント。当会館所属で、第26回全関東大会の50歳以上+80キロ以上の部で優勝経験もある。
  • 横浜流星 - 俳優、モデル。第7回国際青少年大会の13・14歳男子55kgの部で優勝の実績を持つ。
  • 那須川天心 - キックボクサー、格闘家。当会館出身で、2009年に開催されたジュニアの世界大会、第5回国際青少年大会の10歳男子-40kgの部で優勝経験もある。
  • “ブラックパンサー”ベイノア - 空手家、キックボクサー。アメリカ人と日本人のハーフ。当会館所属で、お笑い芸人「けとるべる」としても活動している。
  • 上田幹雄 - 総合格闘家、空手家、YouTuber。当会館出身で、2019年に開催された第12回全世界空手道選手権大会で、日本人として16年振りに世界王者となった。

脚注

注釈
  1. 顔面・胴体・脛にプロテクター、拳サポーターなどの防具を着用した上で、突き・蹴りをヒットさせてポイントとする。
出典

外部リンク