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東京建物 Brillia HALL(とうきょうたてもの ブリリアホール)は、東京都豊島区東池袋に所在する多目的ホールである。条例上の正式名称は豊島区立芸術文化劇場(としまくりつげいじゅつぶんかげきじょう)だが、開館当初より施設命名権契約により「東京建物 Brillia HALL」の名称を用いている。

概要

豊島区役所や旧豊島公会堂跡地を中心に再開発されたHareza池袋のホール棟である。館内には「Brillia HALL」のほか、ポニーキャニオン運営のライブハウスharevutai」が入る[2][3]。かつてはドワンゴ運営のサテライトスタジオ「ハレスタ」も入居していたが後述の通り2023年4月をもって閉館している[4]

低層部には中池袋公園に面したパークプラザを設け、「Ikebukuro Red」に彩られた大階段はパブリックイベントとの場になる[5]。2階レベルでは岡崎乾二郎のデザインによるタイルガラスの作品「ミルチス・マヂョル」がHareza Tower、としま区民センターの3棟間を繋いでいる[5]

東京建物 Brillia HALL
舞台客席との距離が近く臨場感の高い、演劇を主体としたホールである[5]。3層のホワイエが客席を取り囲むように配置され、外装のリズムを生み出す木立のような陰影が、日常と非日常を繋ぐ役割を果たしている[5]
公益財団法人としま未来文化財団が運営し、収容人数は1,300人と旧公会堂より多く設定され、こけら落とし公演の一つは、宝塚歌劇団星組による『ロックオペラ モーツァルト』だった[6]
オープン直後の座席配列は格子状となっていたが、前の人の頭で舞台が見えないといったクレームが寄せられるようになった。このため豊島区は2022年7月5日に、座席の改修計画を発表。1階席の座席配列を千鳥状に変更するとともに、2・3階席の座席数を減らす措置を講じることとなった[7]
harevutai
フジサンケイグループ傘下のポニーキャニオンが運営する未来型ライブ劇場[8]ライブ劇場設備のほか、CGライブ等が実施可能な透過スクリーン、配信サイト向けライブ配信設備も常設している[3]
ハレスタ
KADOKAWA傘下のドワンゴが運営するマルチプラットフォーム対応のオープン型スタジオ[8]。2019年7月末で閉館した同社運営の『ニコニコ本社』と『ニコファーレ』の後継施設でもあり、上記2施設での生配信などの役割を引き継ぐ形で、バーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスや、アニメゲーム関連のステージイベントを配信する[4]
2023年4月30日をもって閉館し、本スタジオで開催してきたドワンゴ関連の催事は、配信場所等を一部変更した上で継続している[9][4]

命名権

開館時からのネーミングライツ導入を念頭に選定が行われ、東京建物が10年契約で締結。期間は2019年5月から2029年4月末まで[10]

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 「Hareza池袋」『新建築』2020年3月号 p.196 - 197
  2. harevutai
  3. 1 2 池袋ライブ劇場 “harevutai”が11月1日のオープンに先駆けて、内覧イベントを開催。業界関係者が殺到し、会場キャパ500名を埋め尽くす大盛況のうちに終了!”. ポニーキャニオン公式企業サイト. ポニーキャニオン (2019年10月2日). 2022年4月10日閲覧。
  4. 1 2 3 “ニコニコ本社とニコファーレ、7月末で営業終了 池袋の新スタジオ「ハレスタ」に機能集約”. ITmedia NEWS. ITmedia. 2019年7月22日. 2019年9月3日閲覧.
  5. 1 2 3 4 「Hareza池袋」『新建築』2020年3月号 p.62 - 71
  6. “えっ、宝塚歌劇が池袋に? 夢をかなえた豊島区長の奮闘(上)「消滅可能性都市」と名指しされた池袋に「清く、正しく、美しく」な宝塚歌劇がやってくる!”. 日経xwoman. 2019年10月2日. 2022年1月28日閲覧.
  7. 開館後間もなく「見えない」とクレーム噴出、東京建物 Brillia HALLが座席改修へ”. 日経クロステック (2022年7月14日). 2022年7月20日閲覧。
  8. 1 2 「変わりゆく池袋で新たににぎわいを創出する「Hareza池袋」のエリアマネジメント」『SC Japan today』2021年7・8月合併号 p.66 - 68
  9. 東京・池袋「ハレスタ」営業終了のお知らせニコニコインフォ,2023年3月31日
  10. “Hareza(ハレザ)池袋” 豊島区立芸術文化劇場のネーミングライツパートナー候補者が東京建物株式会社に決定!”. 豊島区. 2019年3月22日. 2019年8月22日閲覧.

参考文献

  • 『新建築』2020年3月号
  • 『SC Japan today』2021年7・8月合併号

関連項目

外部リンク