西口(2018年11月)

厚別駅(あつべつえき)は、北海道札幌市厚別区厚別中央5条4丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号A04電報略号アヘ事務管理コードは▲130127[3]

歴史

1976年の厚別駅と周囲1km×1.5km範囲。左が札幌方面。左下は千歳線の新線で、写真外右下に新さっぽろ駅があり、その周辺は造成の真最中である。ここには戦時中の1944年に旧陸軍の兵器補給廠厚別弾薬庫が設置され、写真右下の国道12号と厚別青葉通との交差部に貨物ホームが設けられて(現・本ビデオスポット付近)、厚別駅から岩見沢側へ本線と並走(この区間は現在でも線路脇の緑地帯として残る)した後、斜めに踏切を越える厚別中央通を90°のカーブの中心で横切って、本線と直角にこのホームへ向かう軍用線が敷かれていた。この写真ではその痕跡は全く残されていないが、国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの1948年米軍撮影航空写真 USA-R249-122 でその軌道跡を確認することができる。
駅は中線1本を間に挟む相対式ホーム2面2線で、貨物線は殆ど撤去されてしまっているが、その一部が岩見沢側駅裏に保線用として残されている。現在では逆に高速化に併せて、待避用として駅裏の副本線が復活し、島式ホームとなっている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成

駅構造

単式ホーム1面1線(ホーム長:210m[14])と島式ホーム1面2線(ホーム長:183m[14])の計2面3線のホームを有する地上駅である。構内南側の単式ホームが1番線(上り主本線)、北側の島式ホームの内側が3番線(下り主本線)、外側が4番線(下り副本線)となっている。1番線と3番線の間にもホームのない線路(2番線・上下副本線)があり、上りの特急列車(当駅で上り普通列車を追い抜く列車のみ。)や下りの貨物列車の運転などに用いられる。駅構内の札幌寄りで、札幌貨物ターミナル駅に繋がる単線の貨物線(厚別連絡線)が分岐している。

2か所の改札口(南口・西口)がある。南口がある駅本屋は単式ホームに隣接する。JR北海道の社員配置駅で、みどりの窓口自動券売機話せる券売機[2]自動改札機2台が設置されている。

西口は2つのホームを繋ぐ跨線橋上にあり(橋上駅)、北海道ジェイ・アール・サービスネット業務委託されている。出札窓口、自動券売機1台、自動改札機2台が設置されている。しかし、2023年3月18日ダイヤ改正により、西口駅員業務は廃止された。

のりば

番線路線方向行先
1 函館本線 上り 札幌小樽方面
3・4 下り 江別岩見沢方面

(出典:JR北海道:駅の情報検索

  • 下り待避列車は4番線に発着する。

利用状況

2024年(令和6年)度の1日平均乗車人員2,940人である[15]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1970年(昭和45年) 1,778 [16]
1975年(昭和50年) 2,568 [16]
1980年(昭和55年) 2,470 [16]
1985年(昭和60年) 1,926 [16]
1990年(平成2年) 2,396 [16]
1995年(平成7年) 2,963 [16]
2000年(平成12年) 2,602 [16]
2001年(平成13年) 2,588
2002年(平成14年) 2,567
2003年(平成15年) 2,613
2004年(平成16年) 2,679 [16]
2005年(平成17年) 2,711
2006年(平成18年) 2,816
2007年(平成19年) 2,830
2008年(平成20年) 2,848
2009年(平成21年) 2,576
2010年(平成22年) 2,864
2011年(平成23年) 2,941
2012年(平成24年) 2,968
2013年(平成25年) 3,005
2014年(平成26年) 3,070
2015年(平成27年) 3,246
2016年(平成28年) 3,300
2017年(平成29年) 3,312
2018年(平成30年) 3,270
2019年(令和元年) 3,306[15]
2020年(令和2年) 2,612
2021年(令和3年) 2,589
2022年(令和4年) 2,780
2023年(令和5年) 2,908
2024年(令和6年) 2,940

駅周辺

厚別区役所や商業の中心地は、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線新札幌駅および札幌市交通局札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅の周辺が主である。当駅周辺はこれらの地域からはやや離れた位置にあり、完全な住宅街となっている。

バス路線

停留所名称は「JR厚別駅」。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
白石駅 (H03) - (札幌貨物ターミナル駅 - 厚別駅 (A04) - 森林公園駅 (A05)

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、817-818頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  2. 1 2 指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2022年2月21日閲覧。
  3. 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/18732362022年12月10日閲覧
  4. 「野幌駅の新駅舎完成 厚別駅には跨線橋」『交通新聞』交通協力会、1967年11月23日、2面。
  5. “函館本線厚別駅の改築完成”. 交通新聞. 交通協力会. 1978年4月4日. p. 1.
  6. “利用客の不便解消 JR厚別駅の西口改札口が使用開始”. 交通新聞. 交通新聞社. 1990年9月6日. p. 3.
  7. 石黒, 俊昭「施工記録 札幌都市圏における輸送施設整備」『日本鉄道施設協会誌 = The journal of Japan Railway Civil Engineering Association』第28巻第10号、日本鉄道施設協会、1990年10月、42-59頁、doi:10.11501/32553392023年3月25日閲覧
  8. 1 2 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-120-1
  9. 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ2014年9月6日閲覧
  10. Kitacaサービス開始日決定について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2008年9月10日。オリジナルの2008年9月13日時点におけるアーカイブ2015年6月12日閲覧
  11. 発寒駅・厚別駅バリアフリー化完成 改札内エレベーターを2月25日から遂次使用開始します!』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2010年2月15日。オリジナルの2020年7月8日時点におけるアーカイブ2020年7月8日閲覧
  12. 1 2 JR厚別駅の人道橋が通行止めに”. まんまる新聞. (くらしの新聞社). (2018年4月6日). オリジナルの2019年11月21日時点によるアーカイブ。2019年11月21日閲覧。
  13. 駅業務等のコスト削減策について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2021年8月19日。オリジナルの2021年8月20日時点におけるアーカイブ2021年8月20日閲覧
  14. 1 2 札幌の都市交通データ 3.JR (3)JR駅の概要(札幌市内) (PDF). 北海道旅客鉄道. 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
  15. 1 2 札幌の都市交通データ 3.JR (1)駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF). 札幌市. 2026年4月15日閲覧。
  16. 1 2 3 4 5 6 7 8 札幌の都市交通データブック2019 (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 46・47. 2020年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
  17. 第1回 札幌市公共交通協議会 地域公共交通会議 厚別区部会 (PDF). 札幌市. 2025年4月2日閲覧。
  18. 令和7年4月1日号 新厚別ふれあい循環バス実証運行開始セレモニーが行われました”. 札幌市厚別区 (2025年5月9日). 2025年4月2日閲覧。

関連項目

外部リンク