京都府道・滋賀県道782号醍醐大津線(きょうとふどう・しがけんどう782ごう だいごおおつせん)は、京都府京都市伏見区から滋賀県大津市に至る一般府県道である。

概要

京都府京都市伏見区醍醐和泉町から滋賀県大津市粟津町に至る。

路線データ

  • 起点:京都府京都市伏見区醍醐和泉町
  • 終点:滋賀県大津市粟津町(粟津町交差点、国道1号交点)

歴史

路線状況

京都府域ではかつては笠取山の北側に醍醐寺岩間寺を結ぶ巡礼道があったが、この道は廃れてしまい、後に当路線が山中を曲折しながら東西を結ぶようになった[4]京都府京都市伏見区の醍醐山(醍醐寺 - 横峰峠付近)の区間は自動車・二輪車の通行が禁止となっている。特に前者の区間では、徒歩でも険しい登山道となっている。

京都府・滋賀県境- 大平間は車道がない。その中でも、府県境から滋賀県側の一部は正規の県道が雑木林を通る獣道であり、その区間の代わりに舗装された250 m程の私道が使われている[5]。この私道を巡っては、京都市伏見区側に産廃処理場の建設を計画したところ反対運動が起き、私道を管理する森林組合は産廃関係の車両を通さないという主張をした[5]。この時に道路の通行を求め産廃処理業者が裁判を行ったが、業者側が敗訴した[5]。この時に、判決文で正規の県道を整備しなかったことは滋賀県の怠慢であることが指摘されている[5]。しかし、滋賀県側も地元の要望が無い限り整備する方針ではなく、森林組合も産廃処理業者の車両を通さないようにするため県道整備には反対している[5]

大津市国分1丁目付近から北大路交点までは住宅地を通過する狭隘区間が続く。東側に市道の「国分バイパス」が供用されている。

道路施設

橋梁

  • 京都府
    • 松橋(万千代川、京都市伏見区)

地理

京都府滋賀県境(2024年2月)

通過する自治体

交差する道路

交差する道路 都道府県名 市町村名 交差する場所
滋賀県道106号千町石山寺辺線 滋賀県 大津市 石山千町
国道1号
国道8号 重複
粟津町 粟津町交差点 / 終点

交差する鉄道

沿線

  • 横峰峠(横嶺峠、京都市伏見区)

ギャラリー

脚注

  1. 昭和33年7月26日滋賀県告示第291号
  2. 平成6年4月1日滋賀県告示第158号
  3. 正誤 平成6年4月1日付け号外(第70号)滋賀県告示第158号中(平成21年4月1日 滋賀県公報第3072号)
  4. 竹村俊則『昭和京都名所図会 7 (南山城)』駸々堂出版、1989年6月、56頁。doi:10.11501/9576529ISBN 4-397-50133-5
  5. 1 2 3 4 5 「え!この獣道が県道だって!?」『週刊新潮』第64巻第8号、新潮社、2019年2月28日、134-135頁。

関連文献

関連項目