マカルー(Makalu, ネパール語: मकालु中国語: 马卡鲁峰)は、ヒマラヤ山脈にあるエベレストの東方約22 kmに位置し、標高は8463 mで世界第5位。ネパール中華人民共和国にまたがり、マカルー・バルン国立公園Makalu Barun National Park)内にある。その山頂は四角錐状になっており、狭い鞍部を挟んだ北側には別の頂であるチョモロンゾ(7804 m)がある。

登頂史

マカルー西壁

マカルーは、急な斜面や切り立った峰などから、世界でも屈指の登りづらい山として知られている。特に西壁は、デスゾーン手前から山頂付近まで部分的にオーバーハングした垂直の岩壁が続くという難しいルートのため、イェジ・ククチカ山野井泰史ヴォイテク・クルティカマルコ・プレゼリスティーブ・ハウスといった一流クライマーの挑戦を退け続けても、いまだ核心部は未踏となっている[注 1]ことから「ヒマラヤ最大の課題」とまでいわれている。

関連文献

  • ジャン・フランコ(著)、近藤等(訳)『マカルー:全員登頂』白水社、1956年。
  • リオネル・テレイ(著)、横川文雄、大森久雄(訳)『無償の征服者』二見書房、1966年。
  • 日本山岳会東海支部マカルー学術遠征隊(編)『遥かなる未踏の尾根:マカルー1970年』茗渓堂、1972年。
  • ロベール・パラゴ、ヤニック・セニュール(著)、小野尚俊(訳)『マカルー西稜』山と渓谷社、1975年。

脚注

注釈

  1. 1997年にロシア隊が登頂しているが、核心部を回避している。

出典

  1. Makalu (英語). SummitPost. 2022年2月22日閲覧。

関連項目