ホルヘ・マルティン・アルモゲラ (Jorge Martín Almoguera、1998年1月29日 - ) は、スペイン・マドリード出身のモーターサイクル・ロードレーサー。2018年のMoto3クラスと2024年のMotoGPクラスでチャンピオンを獲得した[1]。愛称は、マルティネーター (Multinator)。
経歴
2014年のレッドブルMotoGPルーキーズカップで優勝した翌年の2015年シーズンからMoto3クラスに出場した。 2018年シーズンにはグレシーニ・レーシングから参戦し、第18戦マレーシアグランプリで優勝を飾り、同年度のMoto3クラスチャンピオンとなった。ランキング2位のマルコ・ベッツェッキには26ポイントという圧倒的な差を付けた。その後2年間Moto2クラスに参戦した。
2021年シーズンからMotoGPクラスに昇格し、プリマ・プラマック・レーシングから参戦した。同年度は自身初のMotoGP参戦となるデビューシーズンであったが、シュタイアーマルクグランプリでは初優勝を飾り、さらに4度のポールポジションを獲得した。
2023年シーズンの最終的な順位結果は、フランチェスコ・バニャイアに次ぐ2位であった。
2024年シーズンにおいても、フランチェスコ・バニャイアとのタイトル争いを展開した。そして最終戦であったソリダリティGPで3位入賞し、自身初となるMotoGPクラス世界チャンピオンを獲得した[2]。これにより、2001年のバレンティーノ・ロッシ以来、かつての500ccクラスがMotoGPに改称されてから初となる最高峰クラスでタイトルを獲得した独立系チームのライダーとなった。
2025年シーズンからはアプリリア・レーシングに加入し、チームメイトのマルコ・ベッツェッキと共に参戦している[3]。
2026年7月、2027年シーズンにヤマハ・モーター・レーシングへの移籍が発表。チームメイトは小椋藍[4]。
レース戦績
レッドブル MotoGP ルーキーズ・カップ
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
| 年 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 順位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012年 | SPA1 Ret |
SPA2 12 |
POR1 12 |
POR2 6 |
GBR1 6 |
GBR2 11 |
NED1 10 |
NED2 6 |
GER1 19 |
GER2 8 |
CZE1 6 |
CZE2 Ret |
RSM | ARA1 7 |
ARA2 10 |
12位 | 82 |
| 2013年 | AME1 7 |
AME2 6 |
JER1 1 |
JER2 4 |
ASS1 2 |
ASS2 3 |
SAC1 1 |
SAC2 Ret |
BRN 3 |
SIL1 Ret |
SIL2 12 |
MIS 9 |
ARA1 7 |
ARA2 7 |
2位 | 163 | |
| 2014年 | JER1 2 |
JER2 3 |
MUG 1 |
ASS1 2 |
ASS2 2 |
SAC1 12 |
SAC2 1 |
BRN1 1 |
BRN2 Ret |
SIL1 1 |
SIL2 1 |
MIS 5 |
ARA1 4 |
ARA2 1 |
1位 | 254 |
FIM CEV Moto3ジュニア世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
| 年 | マシン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 順位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014年 | マヒンドラ | JER1 | JER2 | LMS | ARA | CAT1 Ret |
CAT2 15 |
ALB Ret |
NAV | ALG | VAL1 | VAL1 | 34位 | 1 |
ロードレース世界選手権
| シーズン | クラス | 車両 | チーム | 出走数 | 勝利数 | 表彰台数 | PP | FL | ポイント | ランキング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015年 | Moto3 | マヒンドラ | MAPFRE Team MAHINDRA Moto3 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 | 17位 |
| 2016年 | Pull & Bear Aspar Mahindra Team | 16 | 0 | 1 | 0 | 0 | 72 | 16位 | ||
| 2017年 | ホンダ | デル・コンカ・グレシーニMoto3 | 16 | 1 | 9 | 9 | 2 | 196 | 4位 | |
| 2018年 | 17 | 7 | 10 | 11 | 3 | 260 | 1位 | |||
| 2019年 | Moto2 | KTM | レッドブル・KTM・アジョ | 19 | 0 | 2 | 0 | 1 | 94 | 11位 |
| 2020年 | カレックス | 13 | 2 | 6 | 1 | 2 | 160 | 5位 | ||
| 2021年 | MotoGP | ドゥカティ | プラマック・レーシング | 14 | 1 | 4 | 4 | 0 | 111 | 9位 |
| 2022年 | 20 | 0 | 4 | 5 | 2 | 152 | 9位 | |||
| 2023年 | 20 | 4 | 8 | 4 | 2 | 428 | 2位 | |||
| 2024年 | 20 | 3 | 16 | 7 | 2 | 508 | 1位 | |||
| 2025年 | アプリリア | アプリリア・レーシング | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 34 | 21位 | |
| 合計 | 180 | 18 | 60 | 41 | 14 | 2060 | ||||
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
- 決勝順位右上の小数字はスプリントレースでの順位。
- *現在進行中。
脚注
- ↑ “マルティン「長い道のりだった。自信があった。ゴールラインを越えた瞬間に泣いた」/2024MotoGPチャンピオンコメント”. オートスポーツWeb. SAN-EI (2024年11月17日). 2024年11月19日閲覧。
- ↑ “2024MotoGPチャンピオンはホルヘ・マルティン。バニャイアは最終戦を完勝も10ポイント届かず/第20戦ソリダリティGP”. オートスポーツWeb. SAN-EI (2024年11月17日). 2024年11月19日閲覧。
- ↑ “ホルヘ・マルティン、2025年から複数年契約でアプリリアに移籍決定。ドゥカティワークス昇格ならず/MotoGP”. オートスポーツWeb. SAN-EI (2024年6月4日). 2024年11月19日閲覧。
- ↑ “ヤマハがホルヘ・マルティン&小椋藍の起用を発表”. motogp.com. motogp.com (2026年7月1日). 2026年7月7日閲覧。
外部リンク
| 69 | 7 | 54 | 1 | 21 | 33 | ||||||
| 93 | 43 | 73 | 72 | 49 | 37 | ||||||
| 12 | 20 | 25 | 5 | 10 | |||||||
| 23 | 42 | 79 | 11 | 36 | |||||||
| その他参戦した ライダー |
51 | 32 | 7 | ||||||||
| (ラインナップは2026年第4戦時点) | |||||||||||